晴れの日より雨の日は、高速道路での事故リスクが4倍にもなる。
2日目に入りましたO様
本日は駐車練習をメインに教習を進めていきました。
O様のお住いのマンション駐車場は交通量も少なく平面で比較的 落ち着いて駐車ができるのですが・・・ご主人さんの実家の駐車場がとても難所となりました。
マンション内の入り口にある駐車場にバックで止めないといけない所。
しかも、そこの前面道路は交通量が多く、 信号からも近いので、いつも渋滞している状態。
また道路に出るまでの歩道は、通学路になっている為、 時間帯が重なれば、通学してくる子供が押し寄せてきて 一向に駐車アクションが出来ない状態の所なのです。
その上、マンションの隣との境界には高いブロック塀があって 車を出す時も 歩道を歩いてくる歩行者や自転車などの確認が難しく。 かなり【ジワジワ】出ていかないと見えない状態。
ベテランドライバーでもヒヤヒヤする駐車場なのです。
特に9月は雨の多い時期。
傘をさして急ぐ自転車。
傘をさして視界を遮る歩行者。
車もワイパーを動かすけれど・・・ ワイパーで拭き取ってくれない場所に ちょうど見たい場所(確認が必要な場所)と重なっている状態。
さすがに、 今回車を譲ってくれた、お義父さんも何度もヒヤリとした事があるそうです。
これは、次回も練習しなきゃいけませんね!
そこで今回は、
そんな雨の日に起こる危険な事を考えてみました。
自動車学校で学んだだけじゃない!アクアプレーニング現象を疑似体験。
首都高速道路株式会社の公表しているデータでは、 高速道路での事故リスクが晴れた日から雨の日に変わると事故が4倍にも膨らむとしています。
自動車学校で昔習った言葉
雨の日には
ハイドロプレーニング現象(アクアプレーニング現象) が起きて
ハンドル操作やブレーキが利かなくなる現象。
という講義。
覚えていますか?
私たち教習指導員は、
何度か 茨城県ひたちなか市にある
自動車安全運転センター 安全運転中央研修所
通称:中研 https://www.jsdc.or.jp/school/tabid/149/Default.aspx
で経験したことがあるのですが・・・
あなたは、あまり経験をした事が無いかと思います。
そこで
あなたも リアル体験をするのは危険で難しいですが
疑似体験は出来るので、一度疑似体験をしてみて下さい。
それでは、想像してみて下さい。
あなたは、今【自転車】に乗っています。
大雨が降っているので
本当は出かけたくなかったのですが、
理由があって仕方なく外出したのです。
右手には、傘をさしています。
風も少しあるので 必死に自転車を漕いでいます。
車道を走っている あなた。
その横を車が
水しぶきをあげながら通り過ぎていきます。
周りの車も
ワイパーが激しく動いています。
早く着きたくて
必死に自転車を漕いだので
ようやく
あなた
住んでいる町の中で
一番大きなT字路に差し掛かろうとしています。
あの交差点を
左に曲がれば もう直ぐ目的地です。
T字路に入って
普段どおりに曲がろうとしてハンドルを左に回すが ・・・・
あれ えっ・・・ハンドルが利かない
えっ・・・・曲がれない
あっ・・・・ブレーキっ、ブレーキっ。
えっ・・・・っえ。
なんで。
ブレーキも・・・・利かない
・・・・・パニック状態。
あ~ーーーーーーーーーーーーーーー
そのままノーブレーキで
真っ直ぐ進み
前の壁に【ドーン】と激突する。
その後、意識が無くなり
ピーポー、ピーポー、
その後、気付いたのは病院のベット
というような感じです。
ねっ!
結構怖くないですか?
やっぱりハンドル操作やブレーキが利かなくなるのって
かなり怖い事なんですよ~。
体験したことが無い事だから
余計にパニックになるんですよ。
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ちなみに 自転車だったらアクアプレーニング現象になるまでに その前にコケルっていうツッコミは無しね!
あと 傘をさして自転車に乗るのはダメなのですよ。違反。 一応、イメージをしてもらう為に身近にある物で例えただけですよ。
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では、 次回は
ハイドロプレーニング現象にならない為には
を紹介しますね!
ではでは、
2日目の練習。
お疲れさまでした。
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