ペーパードライバー教習で、お客様一人一人に確実に【伝える力】

1 最短で運転が出来るようになってもらう教習とは

最短で運転が出来るようになってもらう教習とは

Ｅ様の
３日目の練習日となりました。

本日の課題は、総合的な運転練習なのですが

前回の駐車練習が少しショ－トしているので

練習の始まりから駐車の練習を行き先ごとに実施して強化してもらいました。

その成果もあって駐車は完成ラインが見えてきたので大急ぎで今日の課題に取り組んでいただいた感じです。

その為、 今回の練習時間では足らなかった感じですが 残りの課題は、旦那さんに託す形で一旦ペーパードライバー教習は終了です。

旦那さんも先生なので、教える事のプロです！

一応、Ｅ様には口頭ではお伝えしているので、 後は出来るようになるまでの反復練習となります。

旦那さん、よろしくお願いします！

それでは、Ｅ様
３日間の練習お疲れ様でした。

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『今日の知っ得』

【人に伝える力】

教習には付きものなのが、この【伝える力】です。
この【伝える力】がダメだと、教習には時間がかかります。
もちろん本人様の力も必要です。

しかし我々は、
常に最大限の努力をして【伝える事】に重点を置いています。

一つの事を伝えるにも、教科書に書いてある内容をそのまま読めば伝わる人も居れば、 教科書の文字では伝わらない方もいます。

免許を取る方には、
教科書を読んで終わりという学科教習で良いかもしれませんが、 ペーパードライバー教習では、教科書通りに読めば伝わる！
っと言った簡単な方法は
まず通用しない世界です。

なので、よく聞かれることですが、
自動車学校で教えていた時と
今の出張教習の指導ではどれくらい違いがありますか？

という質問を受けます。
ハッキリ言って。
免許を教えるのとペーパードライバーさんとでは、
5倍以上の開きがあると思います。
ホントは10倍かもしれません。

と答えます。

なので 自動車学校で仮に10,000人教えてきた方でもペーパードライバーの方に教えるのとでは、かなりの違いがあります。

なので
現役の教習指導員だから
出張してマイカーでペーパードライバー教習が出来るというものでもないのです。

(実際に現役教習指導員の奥様や娘さんを何人も教習しマイカーで練習するので・・・ています。)

その違いの、
一例を挙げると

マイカーで練習するので・・・

■お客様の車を動かす必要があります。
※どんな大きさのクルマでも安全に動かす事が出来ないと良きアドバイスは出来ません。

また、家から出せない動かせないお客様が多いペーパードライバー教習では、家から安全な場所まで指導員が運転してあげる必要があります。

そんな中、練習だと偽って、お客様に家から直接運転してもらう方法もありますが、この方法で失敗して自信を無くすと悲惨です。

もう２度と車の運転をしたくない！
と完全にシャットアウトしてしまう可能性があるのです。

せっかく勇気を出して申し込みをして、
ペーパードライバーを脱出しようとしている方に、
そんなリスクを取るのはベストではありません。

スムーズに気持ちよく乗り出してもらうには、極力スタート地点を楽にしてあげる必要があると考えています。

特に、自宅前の道が交通量が多かったり、人通りがあったり、

と初動が大切な教習の妨げとなる場合も多く、
せっかく勇気を出して運転してみようと思っている方の前を塞ぐ
可能性が、例え数パーセントでもあれば、
私たちは一切行っていません。

安全面、脱出までの最短ルート、そして確実に！を考えています。

■ペーパードライバーの方の練習では、教習車のようなブレーキが付いてません。
簡易の手動式でブレーキ操作します。
(足でなく手で操作しますので簡単ではありません。)

■サイドミラーがダブルミラーになっていない
マイカーで練習するので、教習車のようにサイドミラーが生徒用・指導員用と２個ついていません。

その為、身体を頻繁に動かして見に行く必要があります。

■走るコースも知りつくした自動車学校のコースではなく、
初めて走る道なども出てくるので道路状況の予測や関係する標識などのチェックも瞬時に確認・対応が問われてきます。

■その他にもメンタル面でのサポートなど

数を出しだすときりがありません。

ペーパードライバー教習では、【人に伝える力】を日々強化して
常にお客様一人一人が最短で車の運転が出来るようになる方法を模索し続ける必要があります。

(To be continued)
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