
駐車の基礎である動くタイヤと車の動きを学ぶ
※ブログ内容は、受講されたご本人様の了解を得たものを公開しています。
神戸市北区在住。
ペーパードライバー歴20年の40代女性H様2回目の練習に入りました。
練習されている自家用車は、トヨタシエンタです。
(当スクールは1日でも早く運転される車に慣れていただく為、サポートブレーキ(わずか3秒)を取り付けて初日からマイカーで練習を行っています。)
前回の練習では、運転の基礎である基礎走行をお伝えしていきましたが、
今回の練習は、駐車の練習です。
H様のお宅の駐車場は、
車が1台と自転車が2台止めてある駐車場なので比較的大きめの駐車スペースです。
ただ駐車場から道路に出る時に死角個所が多くて、その個所を説明しながら対策をお伝えしたり、
また、後退時に見えづらい個所や見落としやすい場所などについても車外でお伝えしていきました。
その他にも、
駐車場自体が少し傾斜しているのと、前面道路が坂になっているので、クリープ現象を使いスムーズに駐車出来るように
アクセルペダルの踏み方やブレーキのコントロールが必要です。
【参考】クリープ現象(摺り足現象)とは、
車のエンジンがかかっていれば、アクセルペダルを踏まなくてもアイドリングの状態で車両が動く現象のこと。
今回のペーパードライバー講習での目的地は
・近隣のスーパー(後退駐車)
・子供の塾(横付け駐車)場合により少し縦列駐車
・鈴蘭台駅(横付け駐車)
・病院(立体駐車場)
と幅広い駐車練習が必要なので、
まずは、しっかりと図面による説明を行いました。
自動車(4輪車)は、構造上ハンドルでタイヤを動かして舵を取り、左や右に曲がっています。
この当たり前の事を理解しないと運転はもちろんですが駐車は絶対に上手くなりません。
ただ残念な事に
何年も運転されている方でも
舵を取っているのは、
前輪(前のタイヤ)ですか?
後輪(後ろのタイヤ)ですか?
それとも前輪も後輪もタイヤ4本が全部右左に動きますか?
という質問に自信を持って答えられません。
運転している方で正解率60~70%(男性含む)。
運転していないペーパードライバー(初心者運転期間者含む)なら正解率50~60%(男性含む)。
一般的に皆さんが乗る乗用車は、前輪(前のタイヤ)が右に左に舵を取って曲がっています。
その為、車体の前部より車体の後部の方が動きが小さくなるのが特徴です。
なので、
縦列駐車は、前からよりも後退しながら行う方が小スペースで駐車できるので
自動車教習所の縦列駐車の練習も一旦駐車枠を越えてから、その後後退する方法の練習を行っています!
簡単に言えば、
自動車はクルマの前部(頭)を大きく振って動くもの。
右にハンドルを回して動けば、右後輪(右後ろのタイヤ)を軸に動き。
左にハンドルを回して動けば、左後輪(左後ろのタイヤ)を軸に動く。
ハンドルを回した方向の『後ろのタイヤ』を中心にコンパスのような動きをするのが自動車です。
2輪車のバイクや普段みんなが乗っている自転車と同じ動きですよ~。
そんな説明をしながら
H様自身が考えている車の動きと実際の動きの相違点を体験してもらいながら駐車練習を進めていきました。
それでは、
2日目の練習。
お疲れさまでした。
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兵庫神戸ペーパードライバースクール